ゲームエンジニア養成読本

今回は、著者様から献本いただいたゲームエンジニア養成読本の感想です。

 

いやー、ダレ得なんですかね、この本?

ビジュアルスクリプトの話があるかと思えば、マルチスレッドジョブコントローラーのソースコードとか載ってるんですよ。頭おかしいでしょ?!(良い意味で)

かなりターゲットが絞られているところがすがすがしくて良いと思います。
これ一冊読めば、ノードベーススクリプトの実装部分が書けるという中身になっていますね。
鬼だ(とても良い意味で)

 

今は、ゲーム作りで先生をしているのですが、日々悩んでいるんですよ。
ゲーム会社のプログラマに、どうすれば学生が業界入れますかねぇとか聞くと、「ゲームエンジンでゲーム作れるだけでは、業界入れない。」とか、「C++ができなければだめだ。Unity使ってるんで触ることないけど。」とか聞く事が多いので、どうすればいいんだよとかよく考えます。「C++でのメモリ管理とか、できると強いんだろうけど、そんなコード書く機会可能性はほとんどないだろうし(どうせ、そういうの書くの好きで得意なおっさんが仕事取っちゃうでしょ)、それを強いるのって老害じゃないかなぁ」と思ってしまうんですよねぇ。

そういう意味では、この本は、スクウェア・エニックスの人たちが書いているだけあって(辞めている人もいるけど)、「現場では、この技術使っているんですよ」と感じられるところがとても良いですね。転職組の人たちが書いているので、「その会社独自の文化でしょ」という印象も薄められている感じも素敵。そして、FFのコーディングルールはこんななんだろうなとか想像するのも楽しい。

閑話及第。読み終わって、この本は、コンシューマゲームプログラマが身に着けておくべきスキルを把握するのに、とても良いように思いました。プログラマ志望者でも結構デバッグの仕方を知らない学生がいるので、「このぐらい覚えておけ」とか提示するのによさそうだなぁと思っています。

ちょうど今、マルチスレッド教えているから、この本の内容を宿題に出そうかなぁ

 

P.S. 参考文献に載っている「ゲームエンジン・アーキテクチャ」もよろしくね

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